第11章 3Dギャラリーのデータ読込
著者:梅谷 武
語句:Google 3Dギャラリー, Google SketchUp
Google 3Dギャラリーからデータを読み込む方法について記す。
作成:2010-07-14
更新:2011-03-08
Google 3Dギャラリーからデータをダウンロードしてください。
 ダウンロードしたデータをダブルクリックして、Google SketchUp Pro(SketchUpの有償版, 8時間試用可)に読み込んでください。
 [ファイル]→[エクスポート]→[3Dモデル]からOBJ形式でエクスポートしてください。
 ToposNoteの3Dモデル用データ構造は1グループ1マテリアルとなっているので、1グループに複数のマテリアルがある場合は、グループを細分化します。
 ToposNote配布物(1.4.2以降)にはこのためのツール:objconv.exeが付属しています。これはコンソールから次のように使います。
>objconv input.obj output.obj
 このツールはグループ内に二個以上のusemtlコマンドがあった場合に、その直前に
g dummy<連番>
を挿入して、グループを分割するものです。挿入されるグループ名は固定されていますので、名前が重複する場合は変更してください。
 SketchUpが出力するOBJ形式においては、テクスチャ座標の縦方向がToposNoteとは逆になっていますので、読み込む際にこれを反転しなければなりません。
 OBJ形式の種類はconfig.iniで次のように設定します。
[OpenGL]
Version = 1
TexWidth = 4096
TexHeight = 2048
[Cache]
DEM50 = 25
Map25000 = 9
Map200000 = 9
Topograph50 = 4
[Tool]
OBJType = 1 OBJ形式の種類:1=SketchUp
 OBJType = 1のときテクスチャ座標を反転します。既定値は0です。
動画11.2.1 法隆寺西院伽藍

(Google 3Dギャラリー chi-ko氏作成データ使用)
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