七ツ森
著者:梅谷 武
語句:七ツ森の松倉山と撫倉山
語句:七ツ森の松倉山と撫倉山
作成:2011-06-19
更新:2011-06-19
更新:2011-06-19
七ツ森とは仙台市北方にある七つの連山の総称である。
- 笹倉山(507m)
- 鎌倉山(313m)
- 遂倉山(308m)
- 蜂倉山(289m)
- 大倉山(327m)
- 撫倉山(359m)
- 松倉山(291m)
古くはやや離れている笹倉山の代わりに
- たがら森
が入っていた。古い火山帯であり、地質としては後期中新世-鮮新世の非アルカリ珪長質火山岩類、いわゆる安山岩質である。
今回、GPSとしてGARMIN etrex VISTA HCxとHolux M-241を使用したが、特にGARMINにおいて著しい誤測位が発生した。この原因は、特異な地形とこの安山岩質による電波の反射ではないかと考えられる。
下図において、黄色がGARMIN、赤紫がM-241である。M-241が精度が高いのは、より新しいチップセットを使っているためと思われる。GARMINは30秒毎、M-241は10秒毎にロギングしている。このため、GARMINは道路で折れ線になっている。
1/25000相当地形図でM-241はほぼ合っていることがわかった。GARMINは場所によっては100m程度ずれている。
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通常は事前に1/25000相当地形図を読んでイメージトレーニングするが、今回は低山であり、それを怠ったこと、また、撫倉山の東側が広葉樹の原生林であり、視界が悪く、足元も草で覆われていたこともあり登頂路を見失ってしまった。GARMINに頼りすぎたことを反省している。
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